竜巻は上昇し魔法使いは笑う
テレビのアンケート等で、「大工」のことについて尋ねられたら、あなたはどう答える?「先生」は、人によって印象が全く違うかもしれない。
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勢いで吠えるあの子と穴のあいた靴下

夏休みが半分ほど過ぎた頃の日暮れ前。
「カンケリ」で鬼役をしている少年は、ものすごくお腹を空かしていた。
捕まえても捕まえても、缶をけられて捕まえた友達が逃げるので、もう本日の缶蹴りは終わらないんじゃないかとガックリきていた。
クタクタに遊び疲れて家まで戻ると、ドアを開ける前に、今日の夕飯が判明した。
とびっきりうまそうなカレーの匂いに、少年は「よっしゃ!」と叫んだ。

どんよりした祝日の夕暮れに昔を思い出す
ある晴れの日の夕方、少年は母親からお使いをたのまれて、はくさいとネギとぶた肉を買いに行くところであった。
少年は喜んだ。
今日はおなべだ!わーい!…と。
だが、予想だにしない事が次の瞬間に起きた。
なんと、ポッケに入れていたはずのおつかいのための2千円が、どこにも無いのだ!
少年はお店のレジの行列に並んでいる時、まさかとは思っていたがズボンのポケットに手を入れて確かめてみたのだ。
そして、その時お金が無い事を知ったのである。
怒られる覚悟を決め、少年はしかたなく手ぶらで家に帰ることにした。
次回からは、お金は靴か靴下にしまおう。
少年は天を仰いでそう心に決めた。

熱中して走る彼とアスファルトの匂い

たいそうスイーツが好きで、スイーツなどを自作します。
普通に泡だて器でしゃかしゃか混ぜて、オーブンで焼いて作成していたけれど、最近、ホームベーカリーで焼いてみた、とっても楽でした。
こどもにも食べさせるので、ニンジンをすって混ぜたり、かぼちゃを混ぜたり、栄養が摂取できるように気を付けている。
シュガーが控えめでもニンジンや野菜自体の甘さがあることによって、笑顔で食べてくれます。
このごろは、スイーツ男子なんて言葉もメディアであるからごくふつうだけども、しかし、学生の頃は、甘いお菓子を作っているといったら不思議に思われることが多かったです。
近頃は、そういった男がよくいるねとも言われたりします。

じめじめした金曜の午前はお酒を
今使用している部屋は、冷房も暖房もないようなところだ。
そのために、扇風機と冷やした緑茶を持って作業をする。
つい最近、扇風機を移動させようと思いつき、回したまま持ってしまった。
そしたら、扇風機の動きが動かなくなったので「あれ?」と不審に感じ、手元を見た。
驚いたことに、邪魔をしているのはまさかの自分の人差指だった。
手を放すと、また元気に回り始め、自分の指からは血が垂れてきた。
痛いと感じなかったが、気を付けなければと心に留めた。

前のめりで吠える彼と私

友達が、自分の部屋のベランダにて、トマトを育てている。
実がなったらトマトソースを作るらしい。
育てているとは言うものの、頻繁に水分を与えないし、ベランダでタバコを吸うので、トマトの周りの空気はあまり良くはない。
丸3日、何も与えていないと言う時期の、トマトの姿は、葉っぱがしょぼんとしていて、まさにがっかりしている様子に見える。
申し訳ない気分だったので、水分を多くあげると、翌日のお昼くらいのトマトは陽気に復活していた。

喜んで口笛を吹くあなたと枯れた森
近くのスーパーで夕食の買い物をしていた。
冷食のコーナーで、フライドポテトをさがしていた。
そしたら、ハングル文字が書かれた品を見つけた。
良く見て確認すると、韓国屋台の定番、トッポギだった。
最近、韓国へ遊びに行ったときに、何回も韓国に旅行している友人にごり押しされたのがトッポギ。
日本でも冷凍食品になって、屋台のトッポギが売られているなんて、純粋に驚いた。

一生懸命泳ぐ彼女と電子レンジ

ある夏の日の午後。
少年は空き地で、アリの行列が死んだ虫を運ぶところをじっくり見ていた。
アリ達はがんばって働いているのだが、虫の死骸一つでこんなに大量の蟻がいたって、無駄なんじゃないかと、少年は不思議に思った。
少年は、アリ達を指ではじいたらどうなるかな、という好奇心に駆られた。
しかし、今日は何もせず観察し続けることにした。
真夏だったので、少年の汗はダラダラと流れ、雫となって地面に落ちた。

具合悪そうにお喋りする父さんと夕焼け
暑い時期らしいことを特にしていないが、友人たちと土曜日、コテージをレンタルして炭を使ってバーベキューをやる。
毎年のお決まりだが、日常から離れ、息抜きになる。
男があまりいないので、めちゃめちゃたくさんなんやかんや準備をしないとな。
特に、重い物を運んだりが、女の人は不得意な人がけっこういるので、頑張らないと。
ただ絶対にみんなでお酒をがぶがぶ飲むその時は、ワインをほどほどにするように注意しよう。

無我夢中で泳ぐ友達と冷めた夕飯

アンパンマンは、幼児に人気のある番組だけれども、しかしものすごく攻撃的のように思う。
番組のラストは、アンパンチといって殴って終わりにすることがたいそう多いように見える。
子供にもとても悪い影響だと私には思える。
ばいきんまんとその他が、あまりいじわるをしていないときでもぶん殴って話を終わらせる。
アンパンマンは、ばいきんまんとその他を見つけたら、やめろといいながらすぐに殴りかかっている。
理由を聞くわけでもなく問答無用だ。
説き伏せるわけでもない。
ただ、ぼこぼこにして解決するからいつになっても改善されず、いつまでたっても同じだ。
想像するのだけれど原作は違うのだろうけど、テレビ向きにするためにそんなふうになっているのだろう。

ひんやりした日曜の夕暮れにビールを
江國香織の小説に登場する女性は、陰と陽を持ち合わせていると思う。
旦那意外との恋愛を肯定化する。
だけど、運命的に好きなのは別のたった一人。
そんな主人公が多いような気がします。
旦那意外との恋愛を陰だと思えば、旦那さまは陽。
突然別の自分が入ったように陰が登場する。
不倫に対する善悪の定義はシカトして、その物語の女性をしっかりみつめる。
私の中にもう一つの愛や新たな価値観が登場することもありえる。

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